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インテリジェントな XML

IDOL サーバは、XML(eXtensible Mark-up Language)が持つ真の良さを発揮できるようにします。

オートノミーは、任意の構造をもてるネイティブな XML と自動的に連携でき、将来的に拡張が可能な機能を完備するインフラストラクチャ ソリューションを開発しました。このような製品は他に存在しません。そして、このソリューションを使用して組織は、XML タグまたはその関連情報、あるいはその両方のコンテンツとその中に潜む目的を理解することによって、XML タグの作成に関する多くの手作業に起因する無駄を排除できます。

「E-ビジネスにおいて、取引先のコマース システム間との連携を可能にする XML については明るい見通しがあります。問題点は、情報を XML フォーマットに変換する際に生じる手間にあるのです。オートノミーの XML 自動化機能は XMLフォーマットのビジネス ドキュメントを手作業で作成しなければならないという現在の制約に起因する主な問題点に対応します。」とボストンの Delphi Group の研究責任者 Hadley Reynolds がいいます。

XML にインテリジェンスを追加

XML の利用は、すでに幅広く行われていますが、それを用いた今後の展開には多くの制限があります。タグ選択が手作業で行われることが多く、コストのかかるプロセスであるというだけでなく、XML には相互に類似した概念を理解する機能が組み込まれていません。XML では、たとえば、タグ <aircraft> とタグ <plane> は全く無関係の項目です。一般的には、これはかなり問題となります。というのは、異なるタグ スキーマを使用して構成された異なるソースからの情報は、重要な概念類似性があっても照合できないからです。このように概念理解に欠けていることは、情報交換のデファクト スタンダードとしての XML の成功を妨げる大きなハンディキャップになります。

IDOL サーバはさらに一歩進んで、タグ化とその関連情報のコンテンツと目的を理解する重要なインテリジェンスレイヤを提供します。IDOL サーバは、ネイティブ XML をコア アーキテクチャのインテリジェントな部分にしたいと考えているどのベンダにとっても、極めて重要なコンポーネントです。

シームレスな XMLの相互運用性

IDOL サーバは、タグ自体ではなく XML ドキュメントの概念的理解に基づき、異なる XML タグ構造を使用するアプリケーション間における完全で自動的な相互運用性を実現するためのインフラストラクチャを提供し、これをオートノミーのその他の機能と組み合わせることもできるのです。

XML の利点を最大限に活用

これにより、企業は XML に一般的に伴う問題の克服ができます。

  • XML タグを手作業で挿入が不必要に
  • 異なる XML タグ化スキームを使用するアプリケーション間で相互の運用性を実現
  • アプリケーションが空間距離(外見的には別々にタグ化されている主題間に存在する重大な関係)を使用できるようになり、ユーザに提供される情報の価値が増大します。
  • 以前は手作業だったプロセスが自動化されるため、実社会の環境における成功や費用効果性に貢献します。
  • ネイティブな XML をエンジンに直接インデックス化できます。
  • エンジンからのすべての出力を XML フォーマットで取り出せます。

IDOL サーバは、XML コンテンツのインテリジェントな自動処理を行うという課題に対応します。IDOL サーバには XML コンテンツの概念的な理解が行えるため、情報に含まれる概念を利用して、XML タグやリンクをドキュメントに自動的に挿入することができます。このため、手作業によるコストをすべて削減することができます。また IDOL サーバは、XML アプリケーションがタグ構造の変化や使用アプリケーションの種類に関係なく概念的情報を理解することを可能にします。これは、たとえば、異なるタグ構造を使用した異種のソースからのレガシー データを自動的に照合し、それに基づいて操作できることを意味します。

IDOL サーバのインテグレーション

IDOL サーバは、エンドユーザによる利用と OEM(Original Equipment Manufacturers)への組み込み双方に対応しています。IDOL サーバは、サードパーティ アプリケーションを構造化されていないデータに対するビジネス オペレーションの自動化させるようにするアーキテクチャなので、OEM 先では、IDOL サーバの一部を独自製品にインテリジェントな XML 機能を埋め込む手段として利用することができます。

IDOL サーバの利用は、構造化された情報、半構造化された情報、および構造化されていない情報を処理する完全自動アプリケーションへの次のステップとなるものです。オートノミーの技術は簡単にインテグレーション可能であり、この技術を使用すると、お客様は XML が提供する有効性を最大限に活用できます。

主な利点

  • 複数のコンテンツ保管先を同時にサポートできるため、企業の情報システムへのインテグレーションが容易です。各情報ソースからの元の構造を維持することも、標準構造に再定義することもできます。
  • どんな情報ソースからいかなるクライアントへも、コンテンツをマルチチャネルで容易に再利用できます。
  • オートノミーのエンジンの柔軟性は、開発に要する時間が短くできる上、データ構造の種類を問わず、動的かつ自動的に対応できるため、IDOL サーバを組み込んだOEM 製品をより迅速に市場に出すことができます。
  • IDOL サーバを利用して構築されたアプリケーションの構造化されたデータに対する要件、半構造化されたデータに対する要件、構造化されていないデータに対する要件のすべてを、シームレスで一貫性のある方法でサポートできます。
  • 要求が増えるにつれ複雑さが増す半構造化データやデータ構造の変更に対応できることから、データの変換処理や置換処理を行わなくても、レガシー情報は、改良するデータ構造と共存させられます。
  • 数多くのファイルフォーマットや収集手段が必要な企業内情報ソースからでもデータの収集が可能で、統一された XML フォーマットで情報を配信できます。これにより、エンタープライズ アプリケーションは、通信プロトコル、フォーマット、ソースを処理するのではなく、情報自体を処理できます。

他のアプリケーションにおけるオートノミーと XML

たとえば、サプライチェーン管理の分野には、オートノミーと XML の組み合わせによるさらに緻密なアプリケーションがあります。この分野では、正確な製品コードやカタログ番号を正確に記録するために XML の強みに頼りつつも、質的・補足的な詳細を保持するために、構造化されていない情報を追加しなければならないことがあります。

このような場合、オートノミーはタグ自体を自動作成できるばかりでなく、関連する周辺情報の分析や処理が可能です。たとえば、ある航空機製造会社が、製造技術、サポート問題や設置場所の指示の変更による情報の追加作業が多い部品納入作業を自動化することに同意したとします。通常、この時点でサプライチェーン管理の自動化は行き詰まります。それは、このような情報を人間が手作業で処理しなければならなかったり、更に悪い場合には、情報が破棄されたり、全く認識できないことがあるからです。

同様に、同じ問題がコマース アプリケーションでも見られます。XML を使用すれば、E-コマースを利用する取引先業者が製品やその関連情報(価格、サイズ、色、特徴)を共通の方法でタグ化することにより、顧客がネット上で簡単に比較しながらショッピングできるからです。

しかしここでも、自動化コンポーネントの構造上の欠点が見られます。たとえば、華やかなサマードレスは花模様のドレスに分類される可能性もあります。究極的には、人間に読める XML タグは単純なデータフォーマットですが、これらのタグの価値を決めるのは、そのインテリジェントな定義と、共通の使用法の遵守です。XML を使った本当に利益を得るには、例外処理と空間距離の課題に対処する必要があります。この 2 つの問題はこのシステムを実際に運用するにはきわめて重要です。

XML の限界

XML は、オンラインの情報ソースから B2B トランザクション サーバに至るまで、すべてのアプリケーションの今後の発展において、明らかに目玉となりそうです。しかし、あらゆるタグ構造と同様に、多くの限界があります。オートノミーの IDOL サーバ ソリューションがなければ、XML が確実にコストを低減し、情報管理の効率を高めるにはかなりの障壁があります。このような障壁に十分に気付いていない上、XML が依存している多くの手作業を必要とする管理プロセスを自動化する方法も知らなければ、人件費は高くなる上、記述的な矛盾が生じる可能性があります。

  • 手作業のプロセス

    XMLを利用する場合の限界は、まず、タグの選択と適用を手作業で処理されることから始まります。米国の国防総省が内部ユーザに対して、ドキュメントを作成した責任者はそのドキュメントの内容の適切な説明文を作成するようにと命じたことは、人間行動の作用と、情報について人の手で補足説明することに特有の限界(たとえそれが既存の補足説明であっても)があることについて例証しています。一見したところ、これは賢明かつ実用的な決定に見えます。しかし数ヶ月この命令どおりに運営した後、大多数のドキュメントの説明は大まかでありその内容は「一般的」であるとしてタグ付けされていることが判明しました。

    XML、はこのような一般的な表現から脱却しようと取り組む一方で、自らが「矛盾している」と明示する同じ人間行動の欠点に依存しているのです。個人の情報記述能力は、その個人の経験、知識、意見に依存しています。このような「無形資産」は人によって様々で、また状況にも依存しているので、それを利用した場合の結果は、おのずと有効性が低下するものです

    複数のテーマがかかわる場合はさらに複雑になります。「ロシアの変化する外交政策における技術開発」に関する記事は(i)ロシアの技術(ii)ロシアの外交政策(iii)ロシアの経済のうちどれに分類されるべきでしょうか。意思決定のプロセスは複雑であると同時に時間がかかるものであり、特にユーザの選択肢が非常に多い場合は、さらなる矛盾が生じる可能性があります。たとえば、新聞の一般的なテーマのタグが800以上あるとします。適度な時間内で目的の情報である可能性のある基本的なテーマの説明を選ぶ作業はさらに難しくなります。

    XML を利用する大きな長所強みとして、定義するタグの数が増えるほど、アプリケーションがより正確になるというものがありますが、タグの数が増えるということは、タグ付け処理の担当者が行う主観的な選択が増えるということであり、したがって、最終的にはアプリケーションがより不正確になるということです。

  • アイディアを遠ざける

    XML のタグだけでは、主題間の関係を浮き彫りにすることができません。「アイディアを遠ざける」と呼ばれるものですが、外見的には別々のタグの中にある主題の間に、極めて重要な関係があるというものです。たとえば、wing design(翼の設計)/ low drag(抵抗力)と aerofoil(エアロフォイル)/ efficiency(効率性)がその一例です。最初のカテゴリは、空気抵抗を小さくする羽の設計方法に関する情報を含んでいます。後のカテゴリは、効率のよい翼を作る方法について記載しています。明らかに、これらカテゴリの間にはある程度重なる部分があり、このため、ユーザは両方のコンテンツに興味を持つかもしれません。しかし、カテゴリ名の意味を理解しなければ、両者の間に明確な関連性はありません。

  • 特異性

    XMLに基づいたドキュメントの詳細な検索と処理を行うためには非常に多くのタグが必要になります。たとえばロイターのような企業では何万ものタグが扱われています。タグ数が増えるほど作業は増え、分類を誤る可能性が高まるのです。

  • タグ化の相互運用性

    XML には標準でタグ定義されたセットはなく、タグの定義を行わなくてはなりません。つまり、2 つの組織が同じタグに対して同じ意味を持つものと理解して相互運用するつもりであれば、両者は事前にこの定義について、明確に合意しておかなければなりません。

    これは、パブリックなネットワークを介して共同作業をしている小グループの代理店同士では可能かもしれませんが、インターネットなど広義のネットワークを利用して取引先とのやり取りに拡大できるどうかについては疑問が残ります。

    いくつかの部門、特に自動車産業では、相互運用性が非常に重要になっています。即時調達の出現、べンダの管理する在庫やサプライチェーンの統合、輸送や倉庫保管への信用が高まるにつれて、異業種間で使用するボキャブラリの意味を照合させる必要性が増大しました。しかし、分かりやすく相互運用性を促進する XML のスペックを決定する場合には、グローバルビジネスの ニーズを理解した上での、的を絞ったアプローチが必要でしょう。

オートノミーは、XML のタグ化の自動化および管理によって、これらの障壁に取り組みます。したがって、オートノミーは XML の車輪を実際に回すことのできる潤滑油であると見なすことができるのです。

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