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分散アクションハンドラ(DAH:Distributed Action Handler)

オートノミー の 分散アクションハンドラは、アクション コマンド(Query、Suggest、Summarize、Highlightコマンドなど)を複数の ACI サーバに分配できる分散サーバです。これにより、システムをリニアに拡張し、アクションが実行される速度を向上させ、処理時間を節約できます。さらに、分散アクションハンドラ がアクションを分散させる先に複数のIDOLサーバのコピーを構成することにより、ハードウェア障害やネットワーク障害などが原因で、いずれかのIDOL サーバが処理不能になっても、サービス全体は中断しなくできます。

分散アクションハンドラは次のモードで実行できます。

ミラー モードでの分散

分散アクションハンドラ が ACI アクションを分散させる先である IDOL サーバをすべて同じにします(つまり、すべてのIDOL サーバは、相互の完全なコピーです。各 IDOL サーバを同じ設定にし、同じデータを保有します)。分散アクションハンドラは、ミラー モードで実行される場合、次のいずれかの方法でアクションを分散させます。

  • ロード バランシング
  • フェイル オーバ

分散アクションハンドラは、アクションにかかる負荷の効率的な分散を行うよう設計された累積予測アルゴリズムを使用して、ACI アクション コマンドを多数の同一の IDOL サーバに分散させます。分散アクションハンドラは、選択された分散方法に従ってアクション コマンドを分散させます。

ロード バランシング

分散アクションハンドラ(DAH) は(アクションに対する負荷の効率的な分散を行うように設計された累積予測アルゴリズムを使用して)、DAHに接続したIDOL サーバ群のいずれか1つにそれぞれの各着信アクションを割り当てていきます。接続を受けたIDOL server™ が結果を返してきたら、DAHはクライアント ソフトウェアに結果を転送します。何らかの理由(たとえばハードウェア障害やネットワーク障害など)によって応答を停止した IDOL サーバ™ がある場合は、DAH はそのサーバを「応答不能」とみなし、機能しないIDOL サーバ™ に対する通信を試行する時間を省いて、動作中の IDOL サーバに着信アクションを割り当てます。

フェイル オーバ

DAH は、自身がもつ設定ファイルのリストの最初の IDOL server™ に着信アクションを転送します。この IDOL サーバ™ が何らかの理由(たとえばハードウェア障害やネットワーク障害など)によって応答を停止した場合は、DAH はそのサーバを「応答不能」とみなし、次の IDOL サーバ(設定セクションのリストの 2番目の IDOL server)に切り替えることによって、クライアントアクションのシームレスな提供が行えます。

また、DAH は、「応答不能」なIDOL サーバの定期的チェックを行います。そして、(たとえば、ハードウェアの再起動や、ネットワーク接続の修復などの理由)オンラインに復帰した IDOL サーバ™ を判明した場合は、そのサーバを IDOL サーバの「アクティブ」リストに追加します。ロード バランシングの場合、これは、その 復帰したIDOL サーバ™ が再びアクションを処理できる選択肢となります。フェイル オーバの場合は、最初の IDOL server™ が(現在結果を供給している IDOL サーバ™ よりも優先されるため)アクションの唯一の転送先としての役目を引き継ぎます。

非ミラー モードでの分散

非ミラー アーキテクチャは、各 Intelligent Data Operating Layer™ の設定方法が異なり、異なるデータを保持している場合に実装されます。このため、DAH をこのモードで実行する場合は、仮想データベースを設定する必要があります。

仮想データベース

オートノミー環境では、次のタイプの IDOL サーバ™ 仮想データベースを設定できます。

組み合わせ仮想データベース

この仮想データベースは、自身が保持するデータベースにアクション コマンドを転送します。この仮想データベースは、結果は照合、ソートしてから返されます。

分散仮想データベース

この仮想データベースは、自身が保持するデータベースの 1 つにアクション コマンドを転送します。保持しているデータベースは、まったく同じものでなければなりません(つまり、これらのデータベースはすべて相互の完全なコピーであり、同じデータを有しているということです)。この仮想データベースがアクションを転送する方法は、分散方法によって決定されます。

DAH は、アクションに対する負荷の効率的な分散を行うように設計された累積予測アルゴリズムを使用してACI アクション コマンドを多数の異なる IDOL server に分散させます。DAHは上記の仮想データベース タイプを使用して、アクション コマンドを 1 つ以上の特定の IDOL サーバのデータベースに分散させます。

DAH は、分散タイプの仮想データベース(それぞれが、同一のデータを有している同一のデータベースのセットにマッピングされる)を使用して非ミラー モードで実行される場合、次の方法のいずれかを使用してアクションを分散させます。

ロード バランシング

分散仮想データベースは(アクションに対する負荷の効率的な分散を行うように設計された累積予測アルゴリズムを使用して)、各着信アクションを分散仮想データベースがマッピングされる IDOL サーバ™ データベースのうちのいずれか1つにそれぞれ割り当てていきます。この IDOL サーバ™ データベースが結果を返したら、DAHはそれをクライアント ソフトウェアに転送します。何らかの理由(たとえばハードウェア障害やネットワーク障害など)によって応答を停止した IDOL サーバ™ がある場合は、DAH はそのサーバを「応答不能」とみなし、機能していない IDOL サーバ™ データベースに対する通信を試行する時間を省いて、動作中の IDOL サーバ™ データベースに着信アクションを割り当てます。

フェイル オーバ

分散仮想データベースは、リストの最初の IDOL サーバデータベースに着信アクションを転送します。この IDOL サーバ™ データベースが何らかの理由(たとえばハードウェア障害やネットワーク障害など)によって応答を停止した場合は、DAH はそのサーバを「応答不能」とみなし、次の IDOL サーバデータベース(リストの 2番目の IDOL サーバデータベース)に切り替えることによって、クライアント アクションのシームレスな提供ができます。

この場合もやはり、DAH は、「応答不能」IDOL サーバを定期的にチェックします。そして、(たとえば、ハードウェアの再起動、ネットワーク接続の修復などが理由)オンラインに復帰した IDOL サーバ™ が判明した場合は、そのサーバを IDOL サーバの「アクティブ」リストに追加します。ロード バランシングの場合、これは、その IDOL サーバ™ のデータベースが再びアクションの有効な選択肢となります。

フェイル オーバの場合は、これは、その IDOL サーバのデータベースが(現在結果を供給している IDOL™ データベースよりも優先されるため)アクションの唯一の転送先としての役目を引き継ぎます。

DAH の利点

ロード バランシング

DAH は、サービス要求を複数の IDOL サーバに分散させることによって非常に大規模なシステムにおけるパフォーマンスを維持向上できるともに、情報の様々なデータベース(仮想データベース)を一体化して単一の論理データベースにすることによって、アプリケーションがもつ柔軟性をより優れたものにでき、サービスの透過性も提供します。

アクションパフォーマンスの向上

DAH が提供するロード バランシング機能により、Intelligent Data Operating Layer™(IDOL™)のパフォーマンスを最適化し、インテリジェントな分散を行うことによって、処理できるアクション数を増やすことができます。

貴重な処理時間の節約

さらに、オートノミーのモジュール型アーキテクチャにより、各 ACI サーバを異なるマシンやプラットフォーム上に配置できます。このようにして、マシンごとの負荷を最小限に抑え、貴重な処理時間を節約できます。

リニアな拡張

サービス要求の分散を行えることで、データの数や量が増大してもパフォーマンスを一定に保つことができる上、拡張もリニアにできます。

高可用性

DAH を オートノミーインフラストラクチャで構成することにより、同時サービス要求を多数のマシンの複数の(複製された)IDOL サーバ™ インスタンスに送信できる高可用性システムを構築できるという利点があります。このため、ハードウェア障害が発生した場合、DAH はフェイル オーバ モードで引き続きサービス要求を他の IDOL サーバに送信でき、全体的な可用性を保証できます。

グローバル インフラストラクチャにおける オートノミー

DAH を使用すると、システム構成は、地理的に関係なく、同時に複数の要求を IDOL サーバに送信できます。したがって、DAHを利用したグローバル インフラストラクチャを考えた場合、IDOL サーバ™ とアプリケーション ソフトウェア双方の配置場所を考慮しない高性能インフラストラクチャを構築できます。

DAH は、自動的な環境のなかで高性能・高可用性を実現するソフトウェア インフラストラクチャの構築に必要不可欠です。ACI オプションとして位置付けられている DAH は、オートノミーが提供するすべてのサービス モジュール(Categorizer、Mailer)や、Intelligent Data Operating Layer™、Classification Server™、User Agent Server™ といった既存の オートノミーインフラストラクチャに対するアドオン可能なモジュールです。

DAH を組み込むことで、、ロード バランシング、信頼性、複製および冗長性の各利点などシステム全体のパフォーマンスが向上し、その恩恵は計りしれないものです。

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